CASE STUDIES

事例集

CASE 10

TDOT 3 GREENTDOT 3 NIR

ALBの代替手法をサポート

グリーンレーザによる水面下の地形測量としては、有人航空機によるAirborne Laser Bathymetry (ALB)が実施されています。 ただしALBは迅速かつ低コストの対応が困難で、さらに400m以上の対地高度から計測するために、陸域で約8点/m2、水中域では約1点/m2という低密度のレーザ点群しか得られません。また標高値の精度にも限界があります。 一方、TDOT 3 GREEN を用いれば、150m以下の低高度からの測量が可能になるので、陸域の河川堤防の形状と共に河床の地形や河道内の樹木の形状を100点以上/m2の高密度点群で正確に再現します。

測量時の現況写真

測量時の現況写真

ALBとドローングリーンレーザ測量のデータでは
ともに河床と河畔林が可視化されている
ただし、ドローングリーンレーザ測量では樹木の形状から
樹種同定も可能なレベルで精緻に再現できる

断面

TDOT 3 GREEN では水面と水底がはっきり出る傾向にあります。

断面比較データ

鳥瞰図

延長2kmの範囲を測量した例です。

鳥瞰図比較データ

密度

TDOT 3 GREEN はALBよりも高密度で測量することができます。
※ただし測量にかかった時間は異なります。

密度:TDOT3のデータ

密度:ALBのデータ

ノイズ

TDOT 3 GREEN はALBよりも高密度で測量することができます。
※ただし測量にかかった時間は異なります。

ノイズ:TDOT3のデータ

ノイズ:ALBのデータ