そして常に探究心を忘れない
2013年9月『αUAV』の納品日がやってきた。
前日に、アペオ技研:『何か事前に用意要ります?』
アミューズワンセルフ:『夢と希望だけ用意しといて下さい』
新しいコンテンツ分野に参入するにあたり不安を一掃させてくれた当時の会話のやりとりを想い出す。
さかのぼる事1年、当時は遺跡関係の業務も行っており近接写真測量で地上からステレオ画像解析でオルソフォトやモデルを作成してました。所詮、撮影できる角度は地上からだと限られ上空からなんとか撮れないものかと色々なアイテムで試行錯誤の日々を送っていた。
解析ソフトも左右1ペアの写真を手動で特徴点を探し出しなんとも気が遠くなるような相互標定を行っていたため結果的に満足のいく成果を得ることはできなかった。
『上空から上から』、そればかり考えていた頃UAVの存在を知った。
当時は国内でも数社しかなかったメーカー群と記憶する。カメラを搭載し飛ばすという最低限の基本スタイルはどのメーカーも同じと感じた。測り屋を生業とする弊社にとっては、安全性はもちろんの事、精度にこだわった。
そんな中、アミューズワンセルフさんのホームページに目が止まり、何がNo.1の基準かわからない中、オンリーワンに着目した。
UAVは移動体での連続撮影の為、航行位置とシャッター位置を同期する際、単純に時間でマッチングするだけでは遅れ誤差が出る。その遅れ誤差を解消する『αUAV』に出会ったのだ。 フライト撮影後の自動空中三角測量で相互標定から絶対標定までこのロガーなら一気にモデルまで持っていける。つまり飛ばすだけで絶対標定で必要なGCP(地上基準点)設置・観測が省けるわけだ。導入決断に時間は要しなかった。
昨今のUAVブームは測量業界も例外ではない。
国内メーカーは20社を超えると聞く。
精度を追求していくとぶち当たる壁も高いがその壁を乗り越える為に、親身になって問題解決に向けて立ち向かってくれるアミューズワンセルフのスタッフの方々は実に頼もしい。
ハード面、ソフト面で技術的に確立されてきた昨今、使い手の力量でも成果が大きく左右される。
追求心・探究心の忘れずオンリーワンを目指す。
エンドユーサー様の『笑顔・驚き・満足』を得るため今日も精一杯可能性を追求して行く。
有限会社アペオ技研
アペオ技研では最先端技術による高品質な測量成果をご提供しています。