CASE STUDIES

事例集

CASE 11

TDOT 3 GREENTDOT 3 NIR

河道の環境調査をサポート

対地高度50mからの測量により、測量対象であった網状流の形状と河畔林の立体形状を同時に可視化した事例です。 この流域では、洪水による地形変化や氾濫原への土砂の流入によって氾濫原を覆う河畔林の樹種が変化することが報告されてきましたが、河床を含めた地形との関係を考察することができませんでした。ドローングリーンレーザ測量によって、土砂流量、河川流量、河床勾配および堆積物の粒径などによる河道の流路形態の変化と植生の関係が明らかになると期待されています。

1照射のレーザ光から最大4種類の反射パルスを区別します
樹木で最初に反射されるものをファーストパルス
地表面で反射されるものをラストパルス
途中で反射されるものをミドルパルス
地表面と同時に樹木の高さや形状を正確に再現できます

河道を含めた3次元レーザ点群から作成された標高段彩図と植生除去後の地形陰影図を作成。
3次元河川地形モデルから網状河川の河道特性を容易に理解できるイメージング処理が可能になります。

オリジナルデータ

地形陰影図

標高段彩図

標高段彩図

断面図

鳥瞰図