CASE STUDIES

事例集

CASE 06

TDOT 3 GREENTDOT 3 NIR

山間部のインフラ調査をサポート

山間部でのドローン測量を行う際は、離発着地点から目的地までの距離が遠くなるので、飛行時間に対する要求が非常に厳しくなります。 TDOT 3 は、これまでにない軽量化により、測量時間を大幅に向上させることができます。 TDOT 3 を使うことにより山間部の地形と細い電力線を同時に測量でき、バッテリー交換作業による測量作業の中断を気にすることなく、送電線の安全な離隔距離の点検が実施できます。

長距離飛行を可能にするTDOT 3 を使うことで
山岳地帯での長距離に及ぶ電線も効率よく検査できます

インフラ調査の取得データ鳥瞰図

インフラ調査の取得データ断面図

インフラ調査の取得データ鳥瞰図

TDOT 3 では樹木の繁茂状況を詳細に可視化します。 これにより電線付近の樹木伐採(保安伐採業務)計画の効率化だけでなく、電波塔と電波反射板の間にある電波障害となる樹木を特定することができます。これまでは山間部の電波塔や電波反射板あるいは樹木の詳細な3次元データが取得できず環境に配慮した効果的な伐採計画の立案が困難でした。 TDOT 3 の高密度で高精度の測量は、人と地球に優しいインフラ調査を実現します。

電波塔と電波反射板の間にある電波障害となる
樹木を特定するためのシミュレーション結果
赤い丸の範囲内にある樹木が電波障害の対象となる

電波障害の樹木を特定

電波障害の樹木を特定

電波障害の樹木を特定

電波障害の樹木を特定